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〒178-0065 東京都練馬区西大泉3丁目33-8 
大泉ウエストヒルズ1F

網膜硝子体疾患

網膜と硝子体

網膜硝子体疾患画像

眼球の後ろ側を覆っている薄い膜上の組織のことを網膜と呼んでいます。沢山の神経細胞が集まっていますので、網膜に支障が出ると、視力が著しく低下したり、ひどい場合は失明することもあります。

硝子体は、眼球内の大部分を満たしている無色透明でやや硬いゼリー状の組織です。水晶体の後ろに位置しており、目に入ってきた光を屈折させて網膜に映し出す役目を果たしています。

この網膜は、眼球内腔を埋める硝子体と接しており、硝子体の収縮や変性の影響を受けて、様々な疾患が出現することがあります。これらを総称し、網膜硝子体疾患と呼んでいます。

このような症状の方は
ご来院を

  • 目の前に小さなごみのようなものがチラついて見える
  • 強い光に照らされていないのに、眼がまぶしく感じる
  • チカチカするなど、光の点滅を感じる
  • 色調をうまく判別できない
  • 暗いところで見えにくい
  • 歩いていて、よく物にぶつかるようになった
  • 視野が狭くなったと感じている
  • 視野の真ん中が黒っぽくなって良く見えない
  • 物が歪んで見える
  • 急に視力が落ちた

など

主な網膜の病気

網膜裂孔 網膜剥離 網膜中心静脈閉塞症 網膜中心動脈閉塞症 加齢黄斑変性 黄斑円孔 黄斑上膜 硝子体出血 糖尿病網膜症 飛蚊症 多発性消失性白点症候群 黄斑ジストロフィー など

網膜裂孔

硝子体と網膜が強く癒着している場合、硝子体の収縮によって網膜が引き裂かれ、亀裂や孔が出来ることがあります。これが網膜裂孔です。代表的な症状は、飛蚊症と光視症です。飛蚊症は、眼球の内壁から硝子体が分離することに伴い、硝子体に含まれる線維が漂うため、目の前を小さな蚊・ゴミが飛んでいるように見えます。

光視症は、硝子体が網膜を引っ張る際の刺激が光として認識され、目の前に閃光が走っているように見える状態です。

これらは、特に治療が必要ないケースも少なくないのですが、網膜剥離などに進行する可能性もありますので、専門医を受診し、現在の状態を把握しておくことが重要です。

網膜静脈閉塞症

網膜に張り巡らされている静脈に血栓などが出来て詰まり、出血を引き起こす疾患です。網膜静脈の根元が詰まった場合は、網膜全体に出血しますので、より危険度が増します。50歳以上の方に多く見られますが、比較的若い年齢で発症するケースもあります。

治療にあたっては、新生血管を抑制する効果のある薬剤を用いた「硝子体内注射」などを検討します。症例によっては、薬物療法やレーザー治療を行わず、しばらく経過観察することもあります。

黄斑円孔

眼底の中心にある黄斑部に小さな穴が開く疾患です。中高年の女性に多く見られます。主な原因により、突発性黄斑円孔、外傷性黄斑円孔、続発性黄斑円孔、そして強度近視に伴う黄斑円孔があります。病状が進行するにつれて物が歪んで見えたり、視力が下がったりします。以前は効果的な治療法がありませんでしたが、現在は手術によって円孔を閉じ、初期段階ならば視力の回復が期待できます。

黄斑上膜

黄斑の上に薄い膜が出来る疾患です。初期の段階では目立った症状は出現しませんが、進行するにつれて黄斑部に深いしわやむくみが出来ます。これに伴い、視力が下がったり、物が歪んで見えるなどの症状が出ます。緊急手術が必要な症例はあまりありませんが、視力低下などがひどくなったときは硝子体手術を行います。

網膜硝子体手術について

当院では、硝子体内部に起こった疾患の手術のうち、日帰りで行える症例について対応しております。主に糖尿病網膜症、網膜剥離、黄斑上膜、硝子体混濁、黄斑円孔などの手術を行います。

※当院にて対応が難しい症例に関しては専門医療機関をご紹介いたします。

網膜硝子体手術の主な流れ

  • まず局所麻酔を眼球の後方に行います。痛みが気になる方は、術中に適宜麻酔を追加します。
  • 眼球に1㎜以下の小さな孔を3か所ほど開け、そこから手術器具などを挿入します。
  • 眼の中の硝子体を除去し、症例に応じて網膜付着物を除去したり、レーザーにて処理を行ったりします。
  • 除去した硝子体の代用として、水・空気・ガス・シリコーンオイルのいずれかを眼内に置換します。手術時間は、症例によって異なりますが概ね30分~1時間です。
ねりま西大泉眼科

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